令和6年3月9日、10日に帝京平成大学池袋キャンパスで開催された第9回日本臨床作業療法学会学術大会において、作業療法学科4年生がポスター発表をしました。そこで今回、その経験を本学科の在学生に還元するため、成果報告会を開催しました。
 報告会では、今回の学会参加・発表に至った経緯や学会の様子、発表に対する質疑応答、初めて参加した感想などを紹介しました。1年生から4年生まで多くの学生が参加し真剣に耳を傾け、学生同士で積極的に意見交換をしており学生の意識の高さを感じました。
 今回の報告会を通して、学会参加に興味を抱く学生が増えることを願っています。

【ポスター発表タイトル】
 3Dプリンタによる自助具作成により幼児の書字だけでなく保護者の心情にも変化が見られた事例
 吉田真歩(筆頭演者)、大越桃子、村山七菜、佐藤愛姫、木村夏実
【事例報告】
 本学科の取組の1つである「おきゅらぼ」の一環として、本学附属病院の外来を利用中の幼児に対して3Dプリンタで作成した自助具を提供する機会をいただきました。大きさ・形・素材を幼児の嗜好に合わせてオーダーメイドできる3Dプリンタを用いた自助具の作成・提供により、幼児の書字動作だけでなく保護者の気持ちにも変化をもたらしました。